クライミング雑記帳

ボルダリングとリードクライミングについてのあれこれ

世界選手権への派遣選手になるのは誰か(途中経過)

前にも書いていますが、JMSCAの選考基準で今後世界選手権への派遣選手として現時点で確定しているのは

男子:安楽宙斗、楢崎明智、百合草碧皇

女子:森秋彩、松藤藍夢

の5名です。

 

 今後ワールドカップのボルダー競技、リード競技ともに出場できる選手の中からポイント上位が選ばれることになります。

 選考対象は7月10日までのワールドカップなのでボルダーは残り2戦(ブリクセン、インスブルック)、リードはインスブルック、ビラーズ、シャモニーの3戦です。その中でもっとも上位となった1大会ずつでボルダーポイント、リードポイントを合計した上位から選ばれます。男子が2名、女子が3名のようです。

 ポイントは1位が1000ポイント、6位が495ポイント、10位が350ポイントというかんじです。

 

 まずボルダー、リードの両競技に出場できる選手は

男子:楢崎智亜、緒方良行、小俣史温

女子:野中生萌、伊藤ふたば、関川愛音、中川瑠、久米乃ノ華、小池はな

です。

 ワールドカップが6月5日時点でプラハまで4戦終わりました。残り2戦となっています。次は6月9-11日のブリクセン、6月14日から18日のインスブルックで全戦終了となります。

男子

  1. 楢崎智亜1000:これ以上の点数は無いので確定
  2. 緒方良行610:プラハ4位
  3. 小俣史温0(出場していない:今後インスブルックから出場だがボルダーは1戦のみ)

この中から2名が選ばれるようです。

緒方選手は4位610点が現状なのでそれ以上の順位でポイントの上積みになります。

 

女子

  1. 野中生萌1000:これ以上の点数は無いので確定
  2. 関川愛音300:プラハは25位で予選敗退⇒リードで出場が無い
  3. 伊藤ふたば495:プラハ6位
  4. 久米乃ノ華260:ボルダーの今後の出場はないので確定
  5. 中川瑠185:プラハは49位で予選敗退
  6. 小池はな145:ボルダーの今後の出場はないので確定

この中から3名が選ばれるようです。

伊藤選手は6位495点が現状なので5位以上でポイントの上積みになります。関川選手はどうもリードでシャモニーまで出場が無いようなのでそうだとするとオリンピック代表選手選考からは脱落のようです。

 今まで出場していない小俣史温選手はインスブルックでボルダー、リードに出場するようです。若い力がお兄さんたちを追い越せるか、楽しみです。

 女子は野中選手以外は混戦です。現時点の4位の久米乃ノ華選手はボルダーは今後の出場がないのでこれで決定です。女子ボルダーが今シーズンは元気がありませんがこのまま行けばリードで逆転があり得る点差です。