ボルダー&リード種目で世界選手権への派遣選手となることがパリオリンピックに出場するための最短距離です。
現時点で決定しているのは
男子:安楽宙斗、楢崎明智、百合草碧皇
女子:森秋彩、松藤藍夢
の5名です。
残りは男子2名と女子3名のようです。
選考はワールドカップのボルダー種目、リード種目での順位をポイント化する。合計ポイント上位から選ばれる、という形です。
男子は3名から2名が選ばれます。
ヴィラール(スイス)のボルダー、リードが終了となりました。
以下はヴィラール終了時点での立ち位置です。
緒方選手のボルダー+リードの点数と小俣選手のボルダーの点差は867点、緒方選手がこれ以上順位を上げない仮定で小俣選手は1位の1000点が必須となりました。なかなか厳しいですが可能性はゼロではありません。
ということで楢崎智亜選手は緒方選手に抜かれても小俣選手には抜かれないのが決定なので世界選手権への派遣選手が決定です。
女子は候補が5名から3名が選ばれます。以下はインスブルック終了時点での立ち位置です。
女子では久米選手のリードと伊藤選手のボルダー+リード点差が268点です。伊藤選手がこれ以上リードで上の順位にならないという仮定で、久米選手は13位280点以上が必須です。
伊藤選手のボルダー+リードの528点と小池選手のボルダーの点差は383点なので小池選手は8位415点以上が必須です。
野中生萌選手も他の全選手が1位の1000点をとっても久米選手、小池選手は1280点に及ばないので最低でも3位になるので代表入り決定です。
まだ逆転可能な点差なので最後のシャモニー戦に注目です。