クライミング雑記帳

ボルダリングとリードクライミングについてのあれこれ

リードクライミングにおけるビレイヤーとの体重差の問題を解決するギア

リードクライミングにおいてクライマーとビレイヤーの体重差は問題になります。特にビレイヤーが軽いときには自由に動けず苦労する、またフォールする距離が伸びるというのがあります。逆にソフトキャッチになるというメリットもあります。

 

先日インスタの広告で見たことの無いメーカーでビレイするときの抵抗を増やすギアが表示されたのでチェックしてみました。

 

RAEDという会社のadjustable bleay registorというものです。ドイツ製と言うことです。

ステンレス製のもの(365g)が21400円、チタン製のもの(299g)が26300円。

 

同等の商品でエーデルリッドのオームがありますが、こちらは18700円、340gです。

RAEDの方はフリクションを変更でき、level 1、level 2と2段階に調整できます。例えばビレイヤーが体重50kgの時にRAED無しでクラマーは最大61kg、level1で70kg、level2で82kgという記載があります。

 

エーデルリッドのホームページによるとドイツアルパインクラブの推奨では体重差が10kg以上あるときはこのようなフリクションを増加させるデバイスを使うことを推奨しているそうです。

 

RAED(ステンレス)

ちなみにエーデルリッドのオームは1ピン目に使うこと(2ピン目に使ってはいけない)、

1ピン目の真下、1m以上離れないこと、傾斜壁で1ピン目よりも壁の側に入ってはいけないというのが注意点です。

エーデルリッドのオーム