クライミング雑記帳

ボルダリングとリードクライミングについてのあれこれ

2023年の世界選手権への派遣選手の選考について

2023年2月24日にJMSCAのホームページにパリオリンピック強化選手選考基準についてが一部改訂されて掲載されました。

 

世界選手権への派遣選手についてボルダー男女5人ずつ、リード男女5人ずつ、スピード男女5人ずつ。ということです。

選考基準は

  1. Sランク
  2. B&Lジャパンカップ2023(旧来のCJC)の2位の選手
  3. 2023年7月10日の時点でボルダー、リードワールドカップの両種目へ最低1大会ずつ参加した選手の中から、ワールドカップにおけるB&Lポイント上位から人数を満たすまで
  4. 1-3までで参加人数を満たさない場合はAランク、Bランクまでの選手を順番に選出
  5. 単種目の参加はIFSC枠を持っている男子ボルダーのみ。ただしIFSC枠保持者以外からも参加できるようになった場合にはIFSCボルダーワールドカップの年間ランキング上位者から選出

ということです。

 

普通に考えれば

1のSランクはCJC1位とB&Lポイント1位で2名

2は1名

3で2名が決まるわけですが2の楢崎明智、伊藤ふたばor森秋彩がCJC1位になったら繰り上がってWC上位3位が入ってくると思います。

この中からパリ五輪への出場が決まると考えられます。(最大で1カ国2名)

  男子 女子  
1 CJC1位 CJC1位 S1
2 楢崎明智 伊藤ふたばor森秋彩 S2
3 CJC2位 CJC2位 A1
4 WC上位1位 WC上位1位  
5 WC上位2位 WC上位2位  

 

ただし4,5はWCはリードとボルダー両方に出場していないとダメということでかなり厳しめ。