クライミング雑記帳

ボルダリングとリードクライミングについてのあれこれ

パリオリンピックのクライミング競技の採点方法

 Grippedの記事によるとパリオリンピックのスポーツクライミング競技で複合の点数化の方法が決まったとのこと。

 IFSCのサイトを見ると
https://www.ifsc-climbing.org/index.php/news/660-new-ifsc-world-cup-event-in-china-to-run-according-to-paris-2024-format
2022年10月6〜9日に中国で開催されるワールドカップからパリオリンピックの採点フォーマットで競技が行われるそうです。

 東京オリンピックでは複合はスピード、ボルダリング、リードの3種目でしたがパリオリンピックではスピードが別種目になりボルダリングとリードの2種目での複合になりました。

 ボルダリングは4課題、1課題25点、最大で100点。ゾーンは2つあり1つ目のゾーンが3点、2つ目は6点、完登で25点。
 新しいのはアテンプトでトップが取れずに落ちるごとに1点引かれるというルールです。慎重なトライが必要です。

 リードは完登で100点、ゴールから30手がカウントされます。40手のルートで5手でフォールすると0点になります。
 最初の5手は1手あたり1点、6〜15手は2点、16手からは5点と上部に重みを持たせた配点です。

 ボルダリング、リード合わせて最大で200点満点となる新しい採点方法ですがリードはただ登るだけで変わりはないと思います。ボルダリングはアテンプト数がかなり効いてくるのでではないかと思います。