クライミング雑記帳

ボルダリングとリードクライミングについてのあれこれ

アンパラレルのSINさん(粉末ラジオ82より)スープアップ(Souped up)について

東京粉末の粉末ラジオ、第82回、アンパラレル(キャラバン)のSINさんがゲストの回でした。

 

3時間半もありとにかく長いのでシューズについてのお話しから要点をピックアップして記載してみます。

 

  • souped-up:スープアップ:フラッグシップとはラスト(足型)が異なり、ニュートロと同じラスト。爪先側のボリュームが薄め、足指をあまり曲げずに、伸ばし気味に履く。そのためスメアしやすい。柔らかさを生かしてホールドをつかむように登る。柔らかいがエッジングも可能にしてある(注:エッジングが得意なわけでは無い)
  • サイズ感はフラッグシップと同じ。ただしフラッグシップをかなりタイトに履いている場合はハーフ上げた方が良いかも。
  • ミッドソールはフィッシュフック型、靴の外周部に入っている、(5.10の)VXiよりは硬い。
  • ソフトシューズはソフトシューズが良い場面しか生きてこない。スープアップはソフトシューズでは無い方が良いという場面でも使える。ヒールがしっかりしている。
  • ソフトシューズは一般的に爪先も柔らかいしヒールも柔らかい靴が多いがヒールに剛性がある方が良い場合が多い。ヒールカップにある程度の剛性が無いと爪先に入力した力が踵に逃げてしまう。踵がしっかりしているから柔らかいけど立てるようになる。
  • アンパラレル全体としてターンインしている靴が少ない。
  • ダウントゥは靴がもともと曲がっているから強度の高いヒールフックをすると靴が負けてしまう。そういうときはフラットシューズの方が良い。

大体1時間目前後からがアンパラレルシューズの話でした。

 

他に村井隆一さんのfloatin'の話とか興味深かったです。