クライミング雑記帳

ボルダリングとリードクライミングについてのあれこれ

ARCトレーニング

 リードクライミングを始めて思ったのはボルダリングとパンプの仕方が異なるという点です。ボルダリングだと落ちてからもすぐにもう一度チャレンジできますがリードだと落ちてから5分以上登る気になれないような状態になります。始めた頃は30分は登れませんでした。

 そこで色々調べて耐久性を上げるためのトレーニングとして書いてあったのがARCトレーニングです。

 ARCとは

  ・Aerobic:(有酸素)

  ・Respiration(呼吸)

  ・Capillarity(毛細血管)

の略です。

 

www.climbing.com

上記のサイトによるとクライミングでパンプして登れなくなるのは心臓の機能が限界に達してでは無く、前腕の筋肉に血液が届かなくなるためなので心肺機能をトレーニングしても登れるようにはならないと言う事が書いてあります。

 パンプを自覚すると言う事は前腕の筋肉に酸素が豊富に含まれている血流が届いていないと言うこと。またパンプを感じ始めてさらに強く握ると筋肉の強い収縮により毛細血管がさらに閉塞し余計にパンプが悪くなると言う悪循環があると言う事です。

 

 これに対してのトレーニングとして最も有名なのがARCトレーニングであり、目的は前腕の筋肉内の毛細血管を新しく作ることです。その方法としては易しめの課題を15-45分の間、常に軽いパンプを感じながら登り続けること。例えばボルダリングの壁でトラバースをする、もしくはオートビレイやトップロープで壁を登ってそのままクライムダウンを繰り返すこと、だそうです。